STAP研究も人ごとではない歯科の大学院研究。

2015年9月24日、イギリスの最も権威のある科学誌の一つであるネイチャーは、電子版においてSTAP細胞についての分析論文を2本掲載し、STAP現象は存在しないと発表した。

その報道を受けて歯科の大学院研究について考える。

歯科医師になるためには6年間歯科大学に通い、各大学の「卒業試験」、そして「歯科医師国家試験」と通れば晴れて歯科医師としての道を歩み始める訳だが、研修期間を終えたもの中にはその後歯学系大学院に進み、4年間研究を行って博士号を取得するものもいる。

大変素晴らしい事ではあるが、ほとんどの歯科医師は博士号を取得してから全く研究を行わなくなる。

何故かと言うと「博士号取得」のためだけに研究をしているからだ。

歯科系大学院(臨床系)で研究を行っているものに、研究に対する情熱など初めから毛頭ない。

もしあるなら大学院卒業と同時に研究を辞めないはずである。

では何故4年間も通って(歯医者さんでアルバイトしながら)、必死になって博士号を取得するのか?

それは、一般の人が資格取得を目指すのによく似ている。

本人たちに″何故大学院に進むのか?”と言う質問をすると、通常他の学部の人達は「〇〇の研究がしたいから」などと言うだろう。

しかし、歯科医師は違う。

「博士号を取得するため」なのである。(そうでない人も中にはいるが)

ここで疑問だが、何故「博士号」が欲しいのか?というとそこはあやふやで、「後々役に立ちそうだなぁ」くらいの軽い気持ちしかないように感じる。

ひょっとしたら、患者さんが「博士号を持っている歯科医師」の所に来るとでも思っているのだろうか?

もちろんそんな事はなく、患者さんは「認定医」「専門医」「博士号」などと言った肩書で通院するのではない事は周知の事実。

もともと『研究をしたくてしている』訳ではないので、研究に対する情熱は少なく研究の質も当然低くなりがちである。
※研究をやりはじめてから好きになるものもいる。

そのため、研究結果も予定調和のものしか出さない、値もばらつきが大きく信用性に欠けるものが多い、などなどとても本物の研究者の質から比べた場合に月とスッポンの差がある。
※もちろん全ての歯科の研究がそうという訳ではなく、データを作ったりしないでしっかりと行われているものも沢山ある。

そのため、冒頭の話にあったSTAP細胞の研究のように第三者機関によって精査されたら…と、少し複雑な気持ちになっていた歯科医師もいたかもしれない。

ただし、歯科の研究において人類の生命に対する大発見の様なものはないので、その様な話に発展する事はない。

しかし、少しだけ問題なのは大学院の研究には国から「科学研究費(通称:かけんひ)」が投入されている。

この科学研究費は前年の費用によってある程度決まって来るので、「今年は使用した金額が少ない」と感じるとその科学研究費で新しいノートパソコンを購入したり、消耗品をたくさん購入したりと無駄遣いするのである。

こうしてまた、来年の科学研究費の額を減らされないようにしているのである…。

これはちょっと国費の無駄遣いも甚だしいというか、こんな所にお金を使わすなら他のもっと有用な研究を行っている学問の部門に投入した方が良いのではないかと思う。

ノーベル賞を受賞する日本人が多く輩出されている昨今、研究と言う分野で日本が注目されて来ている。

歯科でも研究をする以上は「博士号を取得したらすぐ辞める」ではなく、一生研究をし続けてもらいたい。

もしそれでは生きていけないと言うのであれば、その者は臨床という実際の歯科の現場で患者さんの治療に当たる方が良い。

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