歯科医師過剰時代に大学歯学部・歯科大学の定員割れは何を物語る?

昨今の歯科界では歯科医師過剰問題が取りざたされて、年収300万円以下のワーキングプア歯科医師と呼ばれるものまで出てきている状況。

その状況を知ってなのか私立の歯科大学は軒並み定員割れとなっている。
2012年に文部科学省より発表された統計データによると、私立大学歯学部においておよそ4割にあたる7校が2年連続で定員割れをしている。
※(ちなみに現在日本全国には大学の歯学部もしくは歯科大学は29校あり、そのうち国公立大学は11校、私立大学は17校である。)

この統計から私立大学歯学部で定員割れをしたのは、北海道医療大学、岩手医科大学、奥羽大学、神奈川歯科大学、鶴見大学、愛知学院大学、福岡歯科大学の7校であり、奥羽大学に限っては定員の16.7%しか入学者がいなかった。

しかしながら、これらの定員割れの危機は上記の大学だけに限ったことではなく、全ての大学において当てはまるであろう。
私立大学では卒業生に対して母校への入学者の紹介を促す手紙を出したりしている所もある。

それらを受けて私立大学は今まで上昇し続けていた学費をこぞって下げ始めた。
長野県にある松本歯科大学は一時期までは「卒業までに一億円かかる」と言われ、最も学費の高い大学で有名であったが、最近では一気に学費を下げかなり安い学費で行けるようになった。

しかし、東京歯科大学の様に学費を下げなくても定員割れをせず、入学倍率を出せるだいがくもある。
そこにはやはり高い国家試験の合格率が関わっており、定員割れをしている大学の国家試験合格率は70%にも満たない。
国家試験合格率の陰には、出来の悪い学生を卒業試験で落として国家試験を受けさせず、その大学の国家試験合格率を上げているという事も言われているので、一概に国家試験合格率だけで判断する事は出来ないが、両親からしたら我が子を入学させるための一つの基準にはなるだろう。

国公立も定員割れをしていないと言っても、私立と比べ始めから定員数が少ない。
私立がおよそ130人くらいだとすれば、国公立は50人くらいであろう。

ともあれ、歯科医師過剰問題が騒がれる現状において、歯科大学の入学者の定員割れはその大学の存在評価となり、文部科学省は国家試験合格率の低い大学や、定員割れを続ける大学については定員数削減の計画案を出しているそうだ。





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